宗派別のお墓の違い

宗派別のお墓の違い

宗派で差がある葬儀やお墓。宗派はいつから始まった?

葬儀やお墓を建てる際のお話の中で気になってくることのひとつに宗派があります。

もともと日本人はそれほど宗教に深い信仰心はない人が多いようですが、現代では特に関心のない若い人も増えているようです。それでも葬儀やお墓と無関係ではいられないのも日本人ですよね。葬儀においてもお墓においても、こっちの宗派ではこれをするけどあっちの宗派ではしてはいけないなど、関心がなければよけいに、その場になると何がなんだか解らない事がたくさんあると思います。

宗派別のお墓の知識についてお話ししていきたいと思います。そもそもいつから宗派というものが存在したと思いますか?釈迦が仏教を開いた当時にはなかったと思われる宗派。中国に渡った釈迦の教えが日本に伝わって1500年が経過する中で、仏教の教えを認識する方法というものに違いが生じてきた過程によるものといわれているようです。

人はみな違い、個性があり、考え方もさまざまです。ひとつの教えについても、受け取る人がみんな同じ受け取り方をするとは限らないですよね。その能力も違います。そのため、釈迦はとてつもなく多い教えの数々を、人を見て説法をする対機説法という方法で説いてきたそうです。この説法の受け取り方で、どこにそのポイントがあるかの差が生まれてきたのが宗派の分かれるきっかけになったのだということです。

その宗派の違いによって、当然のこととしてお墓の建て方にまで差が生まれたわけなのですね。初めて日本に仏教が伝わったのは奈良時代です。その当時に存在した宗派は、南都六宗とも呼ばれる、法相宗、三論宗、倶舎宗、成実宗、華厳宗、律宗の6つの宗派だったそうです。

それぞれについて少し説明します。

【法相宗(ほっそうしゅう)】:
玄装三蔵が“成唯識論”を訳出編集しその弟子の慈恩大師、基が開いたため唯識宗や慈恩宗とも呼ばれるそうです。

【三論宗(さんろんしゅう)】:
625年、高句麗の僧の彗灌から伝えられたものと、その弟子の智蔵が入唐して伝えたものと、701年そのまた弟子の道慈が伝えたものの3系統がありました。 

【倶舎宗(くしゃしゅう)】:
653年、道昭、智通、智達によってもたらされました。 

【成実宗(じょうじつしゅう)】:
412年に鳩摩羅什(クラマジュー)が成実論を漢訳したことで中国に成立し、これを研究しようと日本へ導入しましたが衰退しました。

【華厳宗(けごんしゅう)】:
736年、新羅の僧侶、審祥によって伝えられました。審祥が東大寺において“大方広佛華厳経”に基づき論じた思想が反映されて奈良の大仏が建立されたそうです。 

【律宗(りっしゅう)】:
753年、鑑真が留学僧の要請によって、5度の遭難を経て日本に律を伝えたとされています。 

これらが現在の宗派のおおもととされているそうですが、日本に伝来するまでにも中国でさまざまな僧侶たちによって伝わってきたことを知ることができます。

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